2013年06月07日

本日のちょっとした出来事

最近行きはじめた理髪店(兼美容院)の理容師さんが(この方は、髪が跳ねるのは、髪を梳くのが原因として、鋏だけで跳ねない髪を仕上げるという天才肌の理容師さんなのですが)、大学で経済学を学ぼうとしていたことがあり、高橋洋一さんのファンと聞いて、私は自分でも信じられないくらい饒舌になってしまい、ひとしきり猪間驥一のことをしゃべっていました。
帰り道、自分の子供じみた衝動を少し恥ずかしく思いながらも、一方で、自分のこれからの仕事は、けっきょくこういうことではないのかという思いを強くしました。つまり、これが私の意図する猪間を「売り込む」方法ではないかと思ったのです。
私が猪間驥一のことを知ったのは、京都の大学院へ行っていた2003年春に、神戸史の編纂に関わられていた先生から巡回産婆事業のことをうかがったことがきっかけでした。
秋になって、金融論を教わっていた先生が、マンキュー経済学のミクロ編・マクロ編とともに紹介してくださったのが、『クルーグマン教授の経済入門』で、そのときひと言、「翻訳者がすごく面白い人だと学生がいってましたよ」と付け加えられたのです。それが、山形浩生さんが、山本義隆の『重力の発見』の書評を書かれたまさにその時期だったのです。
これが、いわゆる「掲示板」を知り、リフレ派といわれる経済学者の存在を知り、後藤新平が設立した東京市政調査会に連なる猪間驥一から、経済学者、猪間驥一へと私の興味を変化させることになりました。
実は、この頃の私は、大学院生や卒論を準備している学生さんに出会うと、猪間驥一の研究をしてもらえないか、積極的な「売り込み」をしていたものでした。
ところがいつも、猪間に興味をもってもらうところまではうまくいくのに、研究をお願いしたとたん、ことばを濁されてしまうのです。数名にアタックしたのですが、けっきょくのところ誰にも引き受けてもらえませんでした。
あれはなぜだったのだろうと省みるに、研究者であるだけに、こうした研究のたいへんさがわかっていたということかもしれませんが、敗退の原因はやはり、私が猪間を十分に理解しておらず、「売り込み」のツボを心得ていなかったことにあったと思われます。
「猪間驥一の何がすごいのか」を明らかにする、例の「販促ツール」には、まだ手を付けていないのですが、できるだけ早く仕上げて(仕上がったら、このブログにアップロードします)、動き出したいと思います。
蛇足ながら、上記の理容師さんは、お店が嘉悦大学の近くにあって、高橋洋一さんの歩く姿を何度も見られているとか。見かけるときは何日も続けて見かけるといわれていたので、集中講義とかそういうものがあったのでしょうか。
posted by wada at 23:31 | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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